夜中にシーツが濡れる、パッドだけを替えたのにまた漏れる。テープ式おむつと尿とりパッドを使っていても、組み合わせや当て方が合わないと、介助する人の交換回数も洗濯の負担も増えてしまいます。
横漏れが続くと、より大きなパッドを足したくなります。ただ、まず確かめたいのは、パッドの種類がテープ式向けか、外側のおむつのサイズと尿量・使う時間帯が合っているかです。
この記事は実使用の感想ではなく、メーカー公式情報、厚生労働省の資料、楽天の商品説明をもとに、テープ式おむつと尿とりパッドを見直す順番を整理したものです。個別の身体状態や皮膚の状態に不安があるときは、担当の専門職や介護用品店にも相談してください。
テープ式おむつと尿とりパッドは、どう組み合わせると横漏れを減らせますか?
外側のおむつがテープ式なら、まず「テープ止めタイプ用」と明記された尿とりパッドを選び、パッドをおむつの立体ギャザーの内側に収めます。 パンツタイプ用のパッドや、手元にある別のパッドを流用する前に、組み合わせの種類をそろえることが先です。
テープ止めタイプ向けのパッドは、外側のおむつの中で収まりやすい形で使うことを想定した商品です。外側のおむつと内側のパッドは、単に吸収量を足すためだけでなく、形が合って固定しやすいことも大切です。購入前に、パッケージや販売ページで「テープ止めタイプ用」の表示を確認してください。
ライフリー テープ式 紙おむつ 尿とりパッド
ショップ:eかいごナビ 介護用品ショップ
5.0(1件のレビュー)楽天の商品説明では、ライフリーの「横モレ安心テープ止め」と「一晩中あんしん尿とりパッド レギュラー」を組み合わせたセットです。テープ式おむつはS〜LLのサイズ選択があり、尿とりパッドは夜用として案内されています。
外側のおむつと内側のパッドを別々に選ぶ途中で、紙パンツ用パッドを取り違えたくない人は、セット内容とサイズを確認する入口になります。一方で、昼間の交換用を探している人、夜間の尿量がこのパッドの想定と異なる人、すでに外側のおむつのサイズが合っている人には、このセットをそのまま選ぶ理由にはなりません。注文前に販売ページで、選択したサイズ・セット内容・現在使っているおむつの種類を確認してください。
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横漏れを「パッドの吸収量が足りない」と決めつけると、違う種類のパッドを買い足してしまいがちです。けれど、テープ止めタイプ用パッドがギャザーの外へ出ている、股ぐりに隙間がある、体格に対しておむつが大きい・小さいといった状態でも漏れは起こり得ます。最初は、今使っている外側と内側の種類、サイズ、当て方を一つずつ確認しましょう。
パッドを何枚も重ねれば、交換回数や横漏れを減らせますか?
自己判断でパッドを重ねる方法は、横漏れ対策として期待しないほうがよいです。 交換回数を減らしたいときほど、必要な吸収量に合うおむつ・パッドを選び直します。
厚生労働省の福祉用具ヒヤリハット事例集では、尿漏れが多いために尿とりパッドを数枚重ねたケースについて、複数枚を重ねても効果は期待できず、尿量を把握してそれに合う吸収量の紙おむつを使うことが適当だと解説しています。同じ事例では、当て方によっても漏れ具合が変わるため、介護用品の専門店などで適切な方法を学ぶことも勧めています。(厚生労働省「福祉用具ヒヤリハット事例集 2019」PDF)
「夜だけ漏れる」「交換前に毎回パッドがいっぱいになる」と分かっているなら、枚数を増やすより、夜用・長時間用など使う時間帯に合ったテープ止めタイプ用パッドを候補にします。反対に、パッドがあまり濡れていないのに横から漏れるなら、吸収量を増やす前に、位置やギャザー、サイズを見直すほうが判断しやすくなります。
テープ式おむつと尿とりパッドの当て方は、どこを確認しますか?
確認する順番は、「中心」「パッドの位置」「足ぐりのギャザー」「下側からのテープ」の四つです。 一つでもずれると、吸収体があっても尿が横へ流れる余地ができます。
テープ式おむつとパッドは、商品ごとの取扱説明書に示された手順で装着します。おむつの中心線を背骨に合わせ、パッドをギャザーの内側に収め、足ぐりを整えてからテープを止める、という順序を崩さないことが大切です。
交換のたびに、次を短く確認してみてください。
- おむつの中心が体の中心に合っているか
- パッドが折れたり丸まったりせず、立体ギャザーの内側に収まっているか
- 足ぐりのギャザーが内側へ折れ込まず、太ももに沿っているか
- 下のテープを左右とも止めてから、上のテープを止めたか
体を横にして交換する場面では、介助する人が急いで片側だけ先に止めると、反対側にずれが残りやすくなります。ご本人が立位を保つのが難しい、交換中に体勢が崩れそうと感じる場合は、無理に一人で手順を変えず、担当のケアマネジャーや訪問看護師、福祉用具の相談先へ、普段の交換場面を伝えて相談してください。
横漏れが続くとき、サイズと尿量はどう見直しますか?
先に見るのはパッケージの適応サイズではなく、実際に止めたときの腰まわり・足ぐりの隙間と、いつ漏れるかです。 同じ「M」表記でも商品ごとに適応サイズは異なるため、今の表示だけで合っているとは判断できません。
サイズは商品ごとの適応範囲を確認し、装着後にきつく締めすぎていないか、反対に大きすぎて足ぐりが浮いていないかを見ます。これは一律の診断ではありませんが、サイズの見直しを始める出発点になります。
ライフリー 横モレ安心テープ止め L 20枚入
ショップ:Pro Lab. & Healthcare Shop
楽天の商品説明では、ライフリー「横モレ安心テープ止め」のLサイズ、適合ヒップサイズ81〜128cm、20枚入りとして案内されています。
外側のおむつのサイズと足ぐりを見直す際に、選択中のサイズ・対応範囲を確認する候補です。尿とりパッドの種類や当て方が合っていなければ、外側だけを替えても組み合わせ全体が合うとは限りません。注文前に販売ページで、現在使っているサイズとテープ止めタイプ用パッドの表示を確認してください。
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アテント Rケア スーパーフィットテープ
ショップ:もりもり健康堂楽天市場店
楽天の商品説明では、アテント Rケア スーパーフィットテープのSサイズ、ヒップサイズ57〜75cm、24枚入りとして案内されています。商品説明には、尿とりパッドのずれを防ぐための「脚ぴたフィットゾーン」と、脚まわりのギャザーが記載されています。
パッドの位置と外側のおむつの足ぐりを同時に見直したいときに、対応サイズと商品説明を確認する候補です。ご本人の体格、尿量、皮膚の状態に合うかは商品名だけでは判断できないため、当て方を変えても漏れが続くときは専門職や介護用品店へ相談してください。
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| 商品 | 価格(2026年8月時点) | セット・販売単位の記載 | リンク |
|---|---|---|---|
| | ¥4,640 | 記載なし | |
| | ¥3,080 | 記載なし | |
| | ¥3,894 | 単品 |
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見直しをするときは、漏れた時刻と、パッド・おむつのどこが濡れていたかを数回だけメモします。たとえば「就寝後すぐに足ぐりが濡れる」なら当て方やサイズ、「朝方にパッド全体が重い」なら夜間の尿量やパッドの吸収量を確認する手がかりになります。尿の量や回数が急に変わった、皮膚の赤み・痛みがある、漏れの理由が分からない場合は、商品を替え続けず医療・介護の専門職へ相談してください。
テープ式おむつと夜用パッドのセットは、どんな人が確認しやすいですか?
外側のテープ式おむつと内側の夜用パッドを、同じタイミングで見直したい人には、セット商品が候補になります。 ただし、セットだから全員に合うわけではなく、購入時に選べるサイズと、日中ではなく夜間用のパッドでよいかを確認してから選びます。
交換回数を減らすために、夜用を日中も使ってよいですか?
日中用と夜用を同じ商品にする前に、「いつ、どの程度濡れるか」を分けて見ます。 夜間にだけ漏れるなら夜用を検討する理由がありますが、日中も同じ吸収量が必要とは限りません。
テープ止めタイプ用のパッドには、昼用、昼長時間用、夜用などがあります。パッケージの使用場面と、実際に漏れる時間帯を照らして選びます。交換回数を減らすことだけを目標にすると、必要以上に長く装着して、肌の状態を見逃すことがあります。
「夜は何時ごろに交換したか」「日中はトイレやポータブルトイレを使えるか」「パッドの濡れ方はどうか」を分けると、昼と夜を同じ商品にするか、時間帯で分けるかを決めやすくなります。ご本人の生活リズムや介助の人数によっても続けられる交換方法は変わるため、無理のない頻度を専門職と相談するのも一つの方法です。
よくある質問
テープ式おむつに紙パンツ用尿とりパッドを使ってもよいですか?
テープ式おむつにはテープ止めタイプ用、紙パンツには紙パンツ用を選びます。手元に残ったパッドを使い切ることより、外側のおむつと合う種類を優先してください。
横漏れがあるとき、まずサイズを一つ上げるべきですか?
すぐにサイズを上げるとは限りません。おむつが大きすぎると足ぐりに隙間ができることもあるため、適応サイズの表示、腰まわりのゆとり、足ぐり、パッドの位置を先に確かめます。漏れた時刻と濡れ方を記録すると、漏れの原因がサイズか、尿量・時間帯かを相談しやすくなります。
横漏れを防ぐために、パッドの粘着部を肌に付けてもよいですか?
製品ごとの取扱説明書に従ってください。パッドはおむつのギャザーの内側へ収める前提の商品があるため、固定する場所や向きを自己流で変えないほうが安全です。肌に赤みや痛みがある場合は使用を中止し、専門職へ相談してください。
まとめ
テープ式おむつと尿とりパッドで横漏れを減らしたいときは、パッドを重ねる前に、テープ止めタイプ用のパッドを選べているか、ギャザーの内側に収まっているか、足ぐりとテープの止め方に隙間がないかを確認します。
次に、漏れた時刻とパッドの濡れ方から、昼夜の使い分けや吸収量を見直します。外側のおむつと夜用パッドを同時に確認したいなら、テープ式おむつと夜用パッドがセットになった商品を入口にできます。けれど、サイズ、尿量、皮膚の状態、介助する場面によって合う組み合わせは変わります。漏れが続く、皮膚トラブルがある、交換時の体勢が不安なときは、ひとりで抱えず専門職や介護用品店へ相談してください。
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